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2018.02.27

キスで虫歯はうつる?キシリトールの予防効果は?虫歯に関するQ&A7個


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「虫歯になるからちゃんと歯を磨きなさい!」なんて子どもの頃はよく言われましたよね。歯が虫歯になってしまって痛いことよりも、歯医者さんでの治療が嫌でなかなか歯医者さんに足が伸びない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

虫歯予防にはキシリトールが効果的!などとテレビCMで耳にすることもありますが、その理由を詳しく知る人も少ないでしょう。今回はそんな虫歯に関するQ&Aをお届けします!

虫歯に関して意外と知らないことも多い

虫歯というと、ヤリを持った虫歯のバイキンが、甘いお菓子を食べたまま歯を磨かなかった歯を夜の間にゴリゴリと削って黒くしてしまう、といったイメージがありますよね。

誰しもが子供の頃にそのような絵で虫歯を説明されているので、大人になってもそのイメージのままの方も少なくないと思います。そんな方々のためにQ&Aで虫歯に関するさまざまな知識をご紹介します。

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虫歯に関するQ&A7個

ここからはQ&A形式でさまざまな疑問にお答えします!

その1:虫歯って病気なの?

答えはYESです。虫歯は、口の中にある酸の成分によって歯が溶けていってしまうれっきとした病気なのです。口の中にはさまざまな細菌がいますが、虫歯の原因となるのは「ミュータンス菌」というバイキンです。

子供の頃に見た虫歯のバイキンのイメージはあながち間違いではなく、チョコレートやキャンディー、キャラメルといった糖分の多いものによって活性化されます。

ミュータンス菌が活性化してこの甘いお菓子の残骸にプラークをつくり、そのプラークが虫歯の原因となる酸を発生されます。口の中が酸性に傾いていくことによって、虫歯を作りやすい環境へと変化して結果虫歯という病気になってしまうのです。

その2:キスで虫歯はうつるの?

答えはYESなのです。最近では子どもの虫歯予防として、親と同じスプーンを使わないことや飲み物のシェアをしないことが一般的になってきましたが、それは大人でも同様です。

虫歯は「感染性の菌」によって発生するので、キスでも感染しやすい体質の人であれば虫歯になります。

その3:キシリトールに虫歯予防効果はあるの?

答えはYESです。糖アルコールの一種であり、天然の代用甘味料であるキシリトールは白樺やとうもろこしの芯を原料としており、特徴として「酸を作り出さない」ので、ミュータンス菌と結束して虫歯菌を発生させません。

つまり、キシリトールは甘味料でありながら、虫歯の原因とはならないのです。

それとは別に、キシリトールはミュータンス菌の働きを弱くするという特徴を持っているので、口の中で繁殖を進めようとするミュータンス菌の力を吸い取って、結果的に虫歯になる機会を失わせるパワーがあるのです。

その4:歯周病と虫歯の関係は?

歯周病と虫歯は決して無関係ではありませんが、引き起こす菌が異なります。ミュータンス菌が虫歯を引き起こすのに対し、歯周病は「プロフィロモナスジンジバリス菌」などといった嫌気性菌というものが引き起こします。

また、虫歯は歯に発生するのに対し、歯周病は歯周組織に影響を及ぼします。虫歯が歯を溶かしていく過程で、歯周病は徐々に歯周組織を溶かしていくのです。

その5:歯は一度失うと再生できないの?

答えはYESともNOとも言えます。ただし抜けてなくなってしまった歯をもとに戻すことは不可能です。ただし、歯周病の進行によって歯を失ってしまった人には歯周組織再生療法という方法があります。

すべての人が適応となるわけではありませんが、現代の医療では歯周病で歯の根を覆う歯槽骨が溶けてしまった人にも治療を行って再生することができるのです。

また、もし親不知などのように、抜去していない歯が健康的な状態で残っている場合にはその歯を活かして自家歯牙移植という方法もあります。

その6:虫歯になりやすい人となりにくい人っているの?

答えはYESです。ひとつは唾液の多さです。唾液の分泌の多い人は、口の中が酸性に傾きにくいので、ミュータンス菌の活動を抑止して虫歯になりにくい状態を口の中で作ります。

一方で口が乾きがちな人は、口の中が酸性に傾きやすいので、虫歯が作られやすい口内状況を積極的に作っていると言えます。また、それだけではなく日頃からのオーラルケアも大きな違いを生みます。

食後にうがいをする習慣があるか、歯磨きの際にフロスを使って歯間を清潔に保つ習慣があるかなどでも大きな差となります。

その7:甘いものを食べるとどうして虫歯になるの?

先に説明したとおり、甘い食べ物には糖がたくさん含まれており、ミュータンス菌が虫歯を引き起こすのに最適な状態のプラークを作っていくことになります。プラークができて、ミュータンス菌が活性化されれば虫歯ができ放題の状態です。

虫歯予防のために正しい知識を知っておこう

「ちゃんと歯を磨いているのにすぐに虫歯になってしまう」という方もいらっしゃることでしょう。

ただ、ちゃんと歯磨きができているという状態が本当なのかはプロの歯科医にしかわかりません。甘いものを控えるのは虫歯予防になりますが、それでは美味しいものを食べられないストレスで口の中の環境が悪くなってしまいます。

それならば、食後にきちんとしたオーラルケアを行う習慣をつけて、甘い食べ物を楽しみながら、虫歯になりにくい口内環境を守ったほうが幸せですよね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。歯医者さんが苦手という方であればあるほど、日常のオーラルケアを怠らずにしっかりと清潔な口内環境にしておくようにしましょう。

とはいえ、自宅でできるケアは限られているので、虫歯になる前に定期的にかかりつけの歯科医を訪問して口の中の健康チェックをしてもらうと同時に、クリーニングもしてもらいましょう。この少しの習慣の差が、将来の口内健康の差を生み出しますよ!


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