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2017.10.19

歯科治療で使用する詰め物(インレー)の種類とそれぞれの特徴


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虫歯を削った後には、詰め物を入れてもらいますよね。この詰め物は「インレー」と呼ばれ、さまざまな種類があります。

保険適用のものと適用外のものでは値段が違い、それぞれ特徴も違ってきます。詰め物(インレー)の種類と特徴をまとめました。

詰め物(インレー)によって保険適用と適用外のものがある

歯科治療で使用する詰め物(インレー)の種類を選んだことがあるでしょうか。保険適用のものであれば安くあがりますが、見た目や耐久年数などの面でちょっとだけ不安があります。

保険適用外の詰め物は高価ですが、そのぶん持ちがよいと考えれば、かえって安いと思う人もいるかもしれません。種類ごとに特徴を解説しましょう。

詰め物(インレー)の種類と特徴【保険適用】

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まずは保険適用内の詰め物について紹介します。いずれも数千円程度で治療が済み、必要な通院回数は1回から2回です。

パラジウム合金

いわゆる「銀歯」が、パラジウム合金のインレーです。金属を使うため、噛むときに60キロもの強い力がかかる奥歯でも使用することができます。

欠点は、なんといっても悪目立ちすることでしょう。前歯に近い部分にはめったに使われず、もっぱら奥歯に使用されます。また、経年によって金属が溶けだすと、歯茎が黒ずんだり、金属アレルギーが起こったりすることもあります。

コンポジットレジン

コンポジットレジンは、歯科用のプラスチックです。生成り色のプラスチックを充填するため、パラジウム合金よりもずっと、見た目への影響を抑えられます。

よって、パラジウム合金の部分をコンポジットレジンに差し替える審美目的の治療がなされることもあります。

欠点は、プラスチックなので色を吸収してしまうことです。詰め物の部分だけが経年により黄ばんできて、悪目立ちすることがあります。また、金属と比べると欠けやすい点も挙げられます。

詰め物(インレー)の種類と特徴【保険適用外】

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次に、保険適用外の詰め物について解説します。費用は素材や量、技術によって違いますが、だいたい3万円から6万円程度を目安ととらえるといいでしょう。通院回数は、最短で2回程度です。

セラミックインレー

陶器でできた詰め物が、セラミックインレーです。天然歯とそっくりな色をしていて、経年により変色しないため、自然な見た目をずっと維持することができます。表面がツルツルしているため、汚れがつきにくいのも嬉しい特徴です。

欠点は、強い力が加わると割れやすいことです。硬質なため、使い続けると相対する歯にダメージを与えてしまうというデメリットもあります。

ハイブリッドセラミックインレー

プラスチックと陶器をあわせたものがハイブリッドセラミックインレーです。陶器の見た目の良さと、プラスチックの柔らかさを取り入れています。周囲の歯をあまり傷つけず、かつ見た目をキープできる詰め物といえます。

欠点は、セラミックを使っているとはいえ、やはり経年により少しは変色してしまう可能性があることです。

ゴールドインレー

金やプラチナで作る詰め物がゴールドインレーで、いわゆる「金歯」です。金属ではあるものの、保険適用のパラジウム合金に比べて錆びにくいので、経年により溶け出してしまうことが、ほぼありません。

歯茎の変色や金属アレルギーなどが出にくい素材です。また、よく伸びる性質があるため適合がよく、詰め物の隙間から虫歯になる危険性を防げます。

欠点は、金属なので見た目の悪さは免れないということです。

ジルコニアインレー

ジルコニアは、陶器の一種ですが、「白い金属」と呼ばれるほど強度があります。セラミックのような自然な見た目と、金属のような割れにくさを両立できるのが、ジルコニアインレーです。

2000年代に入ってから使われるようになった、比較的新しい素材といえます。欠点としては、新しい素材のためデータが少なく、予後をなかなか予想できないことでしょう。

また、従来の素材と比べると、やや高額であることもデメリットの一つです。保証期間を設けてくれる歯科医に任せられれば、ひとまずは安心でしょう。

どの詰め物にすればいいか迷ったら気軽に相談を

見た目や耐久性は、詰め物の種類によってさまざまです。安さをとれば見た目が悪かったり、すぐに欠けたり割れたりしてしまう可能性があります。長い目で見れば、保険適用外の詰め物のほうがかえってお得かもしれません。

ただ、詰め物をする歯の位置や虫歯の程度、金属アレルギーなど体質などによっては、必ずしも希望の詰め物がふさわしいといえないケースがあります。迷うようなら、歯科医師に気軽に相談してみましょう。

おわりに

できれば、詰め物をどうするか悩むことのないように、まずは虫歯にならない努力をすることのほうが重要です。どんな高価な素材よりも優れているのが、天然歯です。

大事な歯をこれ以上削ったり、失ったりすることのないよう、日々のケアをしっかりと頑張りましょう。


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