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2016.06.14

徹底的なインフォームドコンセントがインプラントのトラブルを避ける


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高額なインプラント治療をトラブルなく終わらせるためには、インフォームドコンセントが不可欠です。インフォームドコンセントの意味や、インプラント治療においてはどのように進められるのかを理解し、きちんと説明責任を果たす医師を選びましょう。

インフォームドコンセントって?

インフォームドコンセントは、医療に関する欧米発祥の考え方で、直訳すれば「説明と同意」となります。医師側が患者に対して、今の病状やこれからの進行予測、考えられるべき治療法などを丁寧に説明し、患者側がそれを受け入れれば治療に入るというものです。

例えば、がんが見つかったら、インフォームドコンセントにのっとれば、医師はがんを含めた全身状態について患者に説明する機会を設けなければなりません。そしてさまざまな治療の中から患者の希望やライフスタイルに合ったものを提案し、一緒に最善の方法を考えるのです。

けっして医師側が自分の経験やセオリーのみに従って治療方針を決めないという理念が、インフォームドコンセントの核にあります。

インプラント時のインフォームドコンセントとは

歯科治療も医療行為の一つですから、歯科医師は患者の口内環境について徹底した検査を行い、他のさまざまな治療法を選択したときのメリットやデメリットを説明する必要があるといえるでしょう。自由診療となるインプラント治療の前なら、なおさらそうすべきです。

インフォームドコンセントのためには、患者側も初めに多少の時間を割き、口腔内全体の状態を確認する検査に協力しなければなりません。「1ヶ所をインプラントにしてもらいたいだけなのに、どうして前検査に時間をとられるのだろう」とイライラしてしまうかもしれませんが、後日トラブルに見舞われないためには必要な時間なのです。

まずはヒアリングから始まる

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主訴が欠損歯をインプラントで埋めたいという直接的なものであったとしても、インフォームドコンセントを大事にする医師であれば、必ず念入りなヒアリングから入ります。ほかに困っていることはないか、不安な点はないか、10年後、20年後にどんな歯でいたいかといった将来のことまで聞いてくれる歯科医師は名医といっていいでしょう。

患者自身も、聞かれたことで「そういえば」と気づく点は多いものです。欠損歯があると、そこのことばかり気にしてしまいますが、歯周病や他の虫歯を抱えている場合は、まとめて治療計画を作ってしまうのがベストです。

また、インプラント治療は重度の糖尿病患者や骨粗しょう症の人には難しい治療法です。ヒアリングの時点でこういった情報を開示できれば、歯科医師はベストな方法を一緒に考えてくれます。

口腔内の診療

ヒアリングが終わったら、実際に口腔内のチェックを行います。欠損歯以外の歯はどのような状態か、歯茎は健康か、歯周病があるならどの程度かなどを総合的に見ることで、インプラント治療に向いているかを判断します。もしかしたら先に治療を済ませたほうがよい部分が見つかるかもしれません。

CTなど機器を使った検査

口腔内のチェックが済んだら、次にCTなどの機器を使ってあごの骨の状態を見ることになります。インプラント治療はあごの骨に直接人工歯根を埋め込む施術であるため、ある程度の骨量がなければ治療は難しくなります。骨が痩せている場合でも治療は可能ですが、先にあごの骨を増やす手術をしなければならないため、費用も期間も増えることになりがちです。

治療方針の開示と費用説明

患者の希望、口腔内の状態、CT検査の結果が揃ったら、改めてカウンセリングの機会が設けられます。医師はそこで患者の口の中が今どのような状態であり、どんな治療法がふさわしいかを提示することになります。複数の治療方針と、それに伴った治療費用を提案してくれる医師が名医といえるでしょう。

インプラント自体のメリットとデメリットの説明

治療方針を相談した結果、患者がインプラント治療を願い出た場合、医師はインプラントのメリットとデメリットについてもう一度説明するのが望ましいでしょう。費用や期間はもちろんのこと、メンテナンス方法や喫煙などの禁止事項、保証や部品の材質についてなどを患者と一緒に確認します。

患者がしっかり納得したうえで初めて契約書にサインすることとなり、インプラント治療が始まります。少し長い道のりのように見ますが、本格的なCTを備えている医院であれば短時間で終わることも珍しくありません。ここまでやって初めて、インフォームドコンセントがしっかりしているといえるのです。

ヒアリング・診察・検査の手順を踏んでくれる歯科医師を選ぼう!

しっかりとしたインフォームドコンセントを受けるためには、患者の側も診察や検査に協力することが必要です。ヒアリングせずにいきなりCT検査に入ったり、インプラントの費用だけを提示したりするような歯科医師を選ぶと、のちにトラブルへ発展する危険があります。きちんと手順を踏み、治療方針を複数開示提案してくれる歯科医師を選びましょう。


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