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2016.06.10

インプラント治療のメリットとデメリットを理解し、他の治療法と比較しよう


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さまざまな理由によって、歯を失ってしまった人への治療法として、昨今ではインプラント治療が注目を集めています。インプラント治療とは、歯を失った場所に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して歯の機能を補う治療法です。

インプラント治療のメリット

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インプラント治療を行なうことによって、どんな効果が期待されるのでしょうか。

1.見た目

インプラントは機能性に加え、その見た目は美しく、ご自分の歯に近い形で設計できることが多いため、自然な仕上がりになることが大きな特徴です。

2.咬合力

人工歯根の多くは体内に入れても異物として反応しない唯一の材質であるチタンが使用されています。この特性を利用して、人工歯根を顎の骨とダイレクトに接着しているため、ご自分の歯と同等もしくはそれ以上の咬合力を得られます。

3.お手入れ

ご自分の歯と同じ感覚で歯磨きをすることが大事です。汚れが溜まりやすい部分などは、重点的に磨くことをおすすめします。注意したい点は、ご自分の歯と違和感がないからといって、力を入れて磨き過ぎないことです。人工歯根を埋め込んでいますが、歯茎との密着力は天然の歯よりは弱いため、歯茎が腫れる原因になってしまいます。

4.健康な歯への影響や負担が少ない

治療の必要がない健康な歯への影響が少ないため、お口の中全体が健康状態を守ることができます。

5.虫歯にならない

人工歯と人工歯根を用いた治療をおこなうので、虫歯になりません。

インプラント治療のデメリット

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インプラントはメリットばかりに注目が集まってしまいがちですが、デメリットも理解していただいた上での治療が望ましいでしょう。

1.治療費が高いこと

インプラント治療では保険が適応されないため、自費負担です。必然的に治療費は高くなってしまいます。

2.人工歯根を入れていく時は外科的な処置が必要になる

人工歯根と顎の骨を接着する際には、歯茎を切る、顎の骨を削るなどの外科的な処置が必要になります。また、顎の骨の状態がインプラント治療に充分でない場合は、他の顎の骨を移植したり人工骨を使用するなどの処置がされます。いずれの場合に置いても、外科的な処置は避けられません。

3.治療に時間がかかる

外科的な処置によって埋め込んだ人工歯根とご自分の組織が接着するまで、3ヶ月程度の期間が必要です。ちゃんと接着するまでは力をかけることも認められません。また、接着の状態次第では、半年以上の経過観察が必要となることもあります。これは、接着を確認した後に、人工歯を作るためです。このことから、治療完了までの期間が長めになってしまいます。

インプラント治療とその他の治療を比較

インプラント治療のメリットとデメリットはご理解いただけたのではないでしょうか。次にインプラント治療の他の、代表的な治療法をご紹介します。以下はそれぞれ保険適応されるものと、保険適応外のものを選ぶことができ、ご自分に合わせて、治療をすすめることができます。

差し歯治療は天然の歯根を利用した治療法です。ご自分の歯の根の部分に金属やプラスチックを埋め込み、被せ物を装着します。差し歯治療には条件があり、歯根が残っていることです。歯を抜いてしまったり、歯がない状態では治療することができません。また、差し歯治療をおこなうときは、土台となる天然の歯根の神経を抜くことがほとんどです。神経が通っていないために、栄養が届けられず、天然の歯根は脆くなります。そして、神経を抜いてしまった歯は痛みを感じず、虫歯になっても気づくことができず、虫歯が進行した状態で発見されるなどの場合もあります。

ブリッジ治療は、残っている歯を土台として、歯を喪失した箇所の両側の歯を削って支柱とし、そこに橋桁のように人工の歯を被せる治療法です。外科的な処置を必要とせず、安心して治療に望むことができます。また、支柱となる歯が健康な場合には、咬合力がほとんど下がることもありません。しかし、健康な歯を削り支柱にするので、健康な歯への負担が大きく、長期間維持することが難しいのが欠点です。他にも、ブリッジと歯肉との間に汚れがたまると、健康な歯が虫歯になってしまったり、歯周病の原因となってしまうことがあります。

入れ歯治療は取り外し式の義歯を使用して、欠損した歯を補う治療法です。治療が簡単なのが特徴で、身体への負担が少なく、治療期間も短めとなっています。入れ歯は総入れ歯と部分入れ歯の2タイプにわかれています。総入れ歯は口全体を覆うので、味覚が鈍り、温度を感じないといった欠点があります。また、保険内の治療では、大量生産品を使用する場合が多く、しっかりとフィットしないため、違和感や不快感を感じることが多いとされています。部分入れ歯は留め具を健康な歯に装着し、義歯を固定します。留め具は健康な歯の負担となり、健康な歯を痛めてしまう原因となります。いずれにおいても、咬合力も30~50%程度なってしまう点も注意が必要です。

人によって合うものはそれぞれ

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ここまでインプラントについて、その他の治療についてご紹介させていただきました。しかし、何がベストなのかは人によってさまざまです。組織が残ってない人はインプラントと入れ歯の組み合わせ、歯が残っていればブリッジがぴったりなこともあります。しかしながら、周りの歯への負担が少なく、自分の歯に近い感覚で使えるのでインプラントがより良い場合が多いです。いずれにおいても、きちんとカウンセリングすることが重要です。


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