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2017.07.31

虫歯になりやすいかは個人差がある!虫歯になる5個の主な原因


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ズキッとくる虫歯の痛みを感じた時、「え~、虫歯にならないようにちゃんと歯磨きをしていたのに、どうして~?」と悲しい気持ちにn方もおられると思います。

虫歯にはなりやすい人となりにくい人がいるようです。では、その差はなんなのでしょうか?

そこで今回は、虫歯について解説いたします。

虫歯になりやすい人もいればなりにくい人もいる

歯みがきなどのデンタルケアに気を遣っているのに虫歯になってしまう人もいれば、歯のことには無頓着なのに虫歯になりにくい人もいます。
どうせ虫歯になるなら歯みがきなんかしなくてもいいのでは?と思うかのしれませんが、歯のケアには気を遣った方が良いに越したことはありません。

しかし虫歯になるかならないかは歯みがきだけではなく、個人差があるため、虫歯になりやすい人は注意が必要です。

虫歯になる5個の主な原因

虫歯になると、痛い、冷たいものが歯にしみる、歯を削らなければいけないなどの辛い思いをしなければならなります。虫歯になる原因は1つではなくさまざまです。

これらの虫歯リスクを高める要素が多ければ多いほど虫歯になりやすくなってしまいます。少しでも虫歯になりにくくなるために、それぞれの原因についてみていきましょう。

虫歯菌の多さ

お口の中には、たくさんの種類の細菌(口腔内常在菌)が存在しています。そのなかで主に虫歯の原因となるのは、虫歯菌とも呼ばれる「ミュータンス菌」です。

歯が生える前の赤ちゃんのお口の中には虫歯菌はいません。では、いつ、どうやって虫歯菌はお口の中にやってくるのでしょうか。

新築のマンションをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。歯が生え揃い、入居準備が整えば、入居希望のさまざまな種類の細菌類が、我先にとお口の中に住み着いていきます。

このときに「ミュータンス菌」が入り込みさえしなければ、虫歯リスクをかなり減らすことができるでしょう。満室になってしまったマンションには無理やり入居しようとしても、他の住民(細菌)に阻止されて、定着することができないのです。

そのため、お口の中に住み着く細菌の種類が決まるのが、歯が生えはじめてから3歳くらいまでの間なので、この時期が勝負だと心得てください。しかし、これは虫歯の原因のひとつに過ぎず、ミュータンス菌だけが虫歯になりやすくなる原因ではないということを忘れないようにしましょう。

唾液量(ドライマウス)

口腔内細菌以外の虫歯リスクを高める素因の一つにあげられるのが、唾液の分泌量が少なくお口の中が乾きやすい状態(ドライマウス)です。口腔乾燥症(こうくうかんそうしょう)とも呼ばれ、お口の中がネバネバしたり、話しずらい、食べずらいなどの症状があらわれます。

目が乾燥するドライアイは、まぶたの開閉や眼球の動き、ピント調整がスムーズに行われなくなる、視力が低下することなどの原因です。これと同様に、ドライマウスも虫歯や歯周病などのお口のトラブルの原因となります。

唾液にはたくさんの成分が含まれており、お口の健康を守るためにさまざまな役割を果たしているものです。

消化を促進する作用、抗菌作用、抗溶解作用、お口の中のPHを保ったり、歯の再石灰化を助ける作用など多岐にわたります。唾液は、お口の中を良好な環境に保ち、歯と歯ぐきの健康を守るためにとても重要です。

しっかりと咀嚼することは、お口の中の歯と歯ぐき、そして全身の健康に繋がります。

咀嚼回数

咀嚼(そしゃく)とは、よく噛んで食べることをいいます。咀嚼回数は、唾液の分泌量に関係するため、虫歯などのお口のトラブル予防、口腔内の健康維持にとって重要なポイントです。

しかし食生活の変化、食品加工技術の向上などの影響もあってか咀嚼回数は減少し続けています。

咀嚼回数の減少は唾液の分泌量が減り、虫歯や歯周病リスクが高まるだけではなく、顎の骨の発達、歯並びや嚙み合わせにも影響を及ぼすものです。不正咬合や顎関節症などの症状に悩む人が増えているのも咀嚼回数の減少が原因の一つでしょう。

対策としては、「一口あたり30回」を目標に、よく噛んで食べることを心がける、歯ごたえのある食材を一品プラスしてみる、あまり噛むことができなかった日はガムを噛んでみるというように、咀嚼回数を意識した食生活を心掛けることです。

唾液腺が活性化され、唾液の分泌が良くなると、虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」に対する抵抗力が高い状態に保つことができます。昔からよく噛んで食事をすることは、全身の健康増進になるといわれてきましたが、虫歯になりにくい健康的な口腔環境を作るためにも効果的です。

生活習慣(糖の摂取量)

生活習慣(糖の摂取量)の差は、虫歯のできやすさに大きく影響します。なぜならばミュータンス菌の活力の源は「砂糖(ショ糖)」だからです。

糖の摂取量が多ければ多いほど、糖が口の中にある時間が長ければ長いほど、虫歯リスクは高まります。

世界保健機関(WHO)は2015年に、肥満や虫歯を防止するためには「糖分の摂取量」を総エネルギー摂取量の5%以下に抑えることが望ましいと発表しました。WHOによれば、そうすることによって虫歯のリスクを減らすことができる確かなエビデンスがあるとのことです。

一日のエネルギー摂取量が2000kcalであった場合、その5%は25g(ティースプーンで6杯程度)とされています。しかし、ペットボトルなどに入って清涼飲料水として販売されている甘いジュースの中には、大いもので約55g(16杯分)もの糖分が含まれていることがあり、明らかな過剰摂取です。

糖分の摂取量を5%以内に抑えることは難しいかもしれません。しかし、虫歯と肥満などの生活習慣病の予防のためにも過剰摂取はしないように心がけることが重要です。

歯が弱い

人間の歯は、エナメル質、象牙質、歯髄などで構成されています。歯の一番表面で歯の保護膜のような役割を担っているエナメル質の主成分は、非常に硬く衝撃に強いのが特徴のハイドロキシアパタイトです。

しかしハイドロキシアパタイトは耐酸性には優れていないため、プラーク(歯垢)や歯石が付着した状態が続くと、その酸に負けて溶け始めてしまいます(脱灰作用)。

何らかの理由で、歯が形成されていく段階で、歯の形成にかかる成分の不足や成分の結合がうまくいかないケースもあり、そうなると酸などの刺激に対抗する歯の強度や質が平均を下回ってしまい、虫歯になりやすい弱い歯になってしまうのです。

定期検診で虫歯予防を

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誰だって、虫歯になって痛い思いをしたり、歯を削る、失うことはできることなら避けたいはず。そんな虫歯を予防する最大のコツは、かかりつけの歯科医院での定期健診です。

虫歯や歯周病になっていないか、噛み合わせバランスは適切かなど、歯とお口の健康状態をプロの目でしっかり診てもらうことができます。初期の段階の虫歯や歯周病は痛みがないため、痛みや歯が染みるなどの症状が出たときには、かなり進行していることがほとんどです。

自分では大丈夫と思っていても、虫歯や歯周病の症状が始まりかけている可能性があります。そのため、定期的な歯科検診を受けることによって初期の段階で発見し、治療をすることができれば、ほとんど歯を削ることなく大切な歯を守ることができるのです。

また、歯やお口の中は人それぞれ違います。そのうえ、とても繊細で変化も多い場所です。信頼できるかかりつけ医の先生による定期健診を受けられることをおすすめします。

先生のアドバイスをもとに、ご自宅でのデンタルケアを続け、定期検診を受けることで歯とお口の健康を維持することができるでしょう。

おわりに

できることなら虫歯とは無縁でいたいものですが、毎日食事をしている以上そうはいきません。

しかし、食事などの生活習慣を見直してみたり、歯科医院での定期検診やデンタルケアに関するアドバイスをもとに、歯を大切にしていけば、虫歯を予防し、お口の健康を守ることができるでしょう。


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