表参道駅の歯医者・歯科TOP > 歯、インプラントと美容のメディアHealthy Life > 歯の健康 > 歯ブラシの交換の目安は?意外と知らない歯ブラシの基礎知識まとめ

2017.04.26

歯ブラシの交換の目安は?意外と知らない歯ブラシの基礎知識まとめ


shutterstock_557383252

歯ブラシは虫歯や歯周病の予防に欠かせないアイテムのひとつです。では、そんな毎日使っている歯ブラシですが、どんな理由で選んでいますか?

歯ブラシを選ぶ基準は、色やデザイン、硬さ、値段など、人によってさまざまだと思います。とにもかくにも、一番大切なのは自分に合った歯ブラシを選ぶことです。

そこで今回は、歯ブラシの選び方や基本的な事柄について解説します。

自分に合わない歯ブラシを使うとこんなことに…

歯みがきの目的は、プラーク(歯垢)を除去して、口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病、口臭といった口腔内のトラブルの予防をすることにあります。

自分に合わない歯ブラシを使い続けると、歯みがきの効率が悪いだけでなく、歯や歯茎にダメージを与えてしまい、思わぬトラブルを引き起こす原因になってしまうのです。

また、口や歯の大きさ、歯並びや歯茎など口腔内の状態なども考慮しましょう。自分にあった歯ブラシを選ぶことは、お口の健康を守るためにとても重要です。

磨き残しができるので虫歯になりやすい

合わない歯ブラシを使い続けていると、磨き残しができてしまうため、それが原因で虫歯になりやすくなってしまいます。一方、磨き残しを気にして、ゴシゴシと長時間磨くこともおすすめできません。

歯茎を痛める原因となったり、歯のエナメル質の部分を削ってしまうため、知覚過敏の症状を引き起こしてしまう危険性があるからです。十分に注意するようにしてくださいね。

磨き残しが気になるという方は、通常の歯ブラシの他に、小さめのものや形状が異なるタイプのもの、デンタルフロスなどを活用するといいでしょう。

また、歯みがきにも「磨き癖」というものがあり、時々違う歯ブラシで磨くことで、いつも磨けていなかったところが磨けるということも考えられます。

プラークを落とせず歯周病になりやすい

プラーク(歯垢)とは、細菌と代謝物のかたまりであり、食べ物のカスとは別のものです。

歯の表面についている、白色や薄く黄味がかった色のネバネバした物質なのですが、なんとその1mgには1億個以上もの細菌が存在しているといわれています。

通常は悪さをすることはないのですが、磨き残しがあったり、唾液の流れが悪い場所に付着すると急激に増殖し始め、虫歯や歯周病の原因となってしまうのです。

いくら歯みがきをしても自分に合っていない歯ブラシでは、プラークを落としきることができず、その状態が続くと歯周病になってしまいます。

歯周病を予防するためには、毎日の歯みがきでしっかりとプラークを除去することが大切です。自分に合った歯ブラシを選ぶことは、歯周病リスクを減らすことにつながるため、とても重要なことといえるでしょう。

歯茎を傷めてしまう

自分に合っていないものだったり、毛先の開いてしまった歯ブラシは、歯茎に傷をつけてしまう原因となります。

歯茎に傷つくと痛みや出血をともなったり、そこに細菌が感染すると赤く腫れあがってしまうこともあるでしょう。

歯茎は粘膜であることからとても柔らかくデリケートですので、特に気をつけるようにしてください。

歯ブラシの基礎知識

shutterstock_194646521

それでは、実際にどんな歯ブラシを選べば良いのか、自分に合った歯ブラシを選ぶために歯ブラシの基本を解説いたします。

交換の目安は1ヶ月(毛先が開いてきたら交換)

歯ブラシの毛先が開いてきたり、変色してきた、歯に直角に当たらないと感じ始めたら、交換のタイミングです。

長く使用していると毛先の弾力が低下し、プラークを除去するパワーが落ちてしまいます。1ヶ月以上使用した歯ブラシは、新しい歯ブラシと比較すると、プラークの除去率が4割も低下するというデータもあるので、定期的に交換しましょう。

また、歯ブラシは歯をしっかりと磨けるように毛の密度が非常に高いです。そのため、口腔内のさまざまな細菌が毛の中に残ってしまったり、空気中の雑菌が繁殖しやすくなっています。衛生面を考慮しても1ヶ月に1本が最適といえるでしょう。

反対に、これよりも短い期間で交換のタイミングが訪れるという人は、ブラッシングに力が入りすぎている可能性があります。それでは歯茎を傷つけてしまいますので、少し優しめに歯みがきをするようにしてみてください。

毛の硬さは柔らかすぎず硬すぎず

プラークの落としやすさは、かため>ふつう>やわらかめの順ですが、歯や歯茎への影響もふまえた上で最適といえる歯ブラシの硬さは「ふつう」です。

自分に合ったヘッドを選ぶ

一般的にヘッドのサイズは、少し小さめなコンパクトタイプの歯ブラシを選ぶと良いでしょう。

ヘッドが大きすぎると、奥歯や狭い部分に毛先が届きにくく、磨き残しの原因となります。そのため、少し小さめのヘッドの方が、すみずみまでブラッシングすることにつながり、お口の中を清潔に保つのに役立つことからです。

また、ブラシ(毛)を支えている下側のプラスチックの部分を「台座」と呼ぶのですが、この台座の形は大きく3種類に分けられ、それぞれに特徴があります。

・スクエア型:歯科専売によくみられる、従来型の長方形
・先細型:先端に向かって細く小さくなっていくので、奥に挿入しやすい
・オーバル(卵型):角がないため口腔内で操作しやすい

好みもあるかもしれませんが、先端が角ばっていないものの方が、奥の方までしっかりと毛先を届かせることができるため、先細型かオーバル型がおすすめです。

歯周ポケットを磨くには毛先が細い歯ブラシが向いている

狭くて深さのある歯周ポケットの汚れをしっかりとかき出すためには、ふつうの歯ブラシの毛先ではなかなか難しいです。

できれば、毛先が極細の歯ブラシを選ぶようにしましょう。

虫歯予防のために自分に合った歯ブラシを選ぼう

自分に合わない歯ブラシを使い続けていると、磨き残しができやすくなってしまうばかりか、大切な歯と歯茎に悪い影響を及ぼしてしまいかねません。

虫歯や歯周病を予防するためには、正しいブラッシングや磨き方が重要であるのと同じくらい、自分に合った歯ブラシを選ぶことが重要です。

おわりに

歯や歯茎などの口内環境は、年齢や食生活、生活環境や健康状態などと共に日々変化するため、今現在、自分に合っている歯ブラシが、次の交換時期も自分に合っている歯ブラシであるとは限りません。

その時その時の自分の歯や歯茎と相談しながら最適な歯ブラシ選びをすることが、虫歯や歯周病のない健康な状態をキープするコツといえるでしょう。


表参道駅徒歩2分の歯科はこちらから