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2018.04.04

早めに抜歯をした方がいい?過剰歯が歯並びに与える影響について解説


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歯は一生付き合っていく大切なパーツです。それだけに、虫歯ができたらできるだけ早く治療しておくことが大切ですし、歯並びが悪いのであれば、早い段階で歯列矯正しておくことがベストです。

ですが、異常が起こっていてもなかなかそれを発見することができないことも。過剰歯はその典型例でしょう。過剰歯は、その症状によっては身体に悪影響が及ぶこともありますので、見つけ次第歯科医に相談し、適切な処置を受けておくことが大切です。

それでは、どのような歯を過剰歯と呼ぶのか、過剰歯は身体にどのような影響を及ぼすのか、ご紹介していきます。

過剰歯とは?

歯は生えてくる本数が決まっており、乳歯では20本、永久歯では32本が正常な本数とされています。ところが、なんらかの理由によってこれらの本数を超えた歯が生えてくることがあり、このように余分に生えてきた歯が過剰歯と呼ばれています。

過剰歯は乳歯よりも永久歯に見られることが多く、女児よりも男児に多い傾向が確認されており、また過剰歯は1種類だけではなく、以下の種類に分類されています。

埋没過剰歯

骨格の中に埋まっていて、外見からは過剰歯だということがわかりません。これが通常の向きとは逆の向きに発生してしまっている状態を逆生と呼びます。

正中過剰歯

前歯の中心部分(正中)に生えている過剰歯は正中過剰歯と呼ばれ、骨格の中に埋まっている状態のことを埋没正中過剰歯と呼びます。

過剰歯は、歯の元・歯胚が過剰に生成される、あるいはひとつの歯胚が分裂することによって起こりますが、その詳しい原因については現在までにはっきりとわかっていません。

過剰歯が歯並びに与える影響

正中過剰歯が起こると、上顎の前歯の中心部分が開く正中離開が起こり、不自然な歯並びとなります。また、乳歯が抜け落ちてしばらく経過してもなかなか永久歯が生えてこないというときには、埋没正中過剰歯の影響を受けて永久歯が外部に露出できなくなっている可能性が考えられます。

いずれの場合であっても、過剰歯が永久歯の歯並びに悪影響を及ぼす可能性がありますので、必要に応じて抜歯を検討してみると良いでしょう。

過剰歯は早めに抜歯したほうがいい?

歯科医師が必要だと認めた場合には、なるべく早めに抜歯しておいたほうが良いでしょう。ですが、過剰歯であってもそれが起こったタイミングや状態によっては直ちに抜歯せず、しばらく様子を見ることもあります。

たとえば、過剰歯が起こっている位置によっては、抜歯によって永久歯の成長の妨げになることがあるからです。また、永久歯に影響を及ぼさないと医師が判断した場合でも、抜歯を行わずに永久歯の成長を見守ったのちに抜歯を検討することがあります。

そして、過剰歯の状態によっては治療が困難になることがあり、この場合でもすぐに抜歯することはありません。つまり、過剰歯が見つかったとしても、必ずしも抜歯が必須になるということではないということです。

子どもの過剰歯は早めに歯科医師に相談を

乳歯から永久歯に生え変わる年齢では骨格の発達が著しく、過剰歯を放置していると将来的に歯並びに悪影響が及ぶことも考えられます。

つまり、過剰歯を見つけたり、乳歯が抜けたあとになかなか永久歯が生えてこないなどの異変に気がついたりしたのであれば、なるべく早めに歯科医師に相談しておく必要があるということです。

その際に大切なのは、現在の状態を放置していると大変なことになるということ、歯医者さんに行かないと治すことができないということを、お子さんにきちんと説明しておくということです。また、「治療は痛くない」などと根拠がない説得をして治療中に痛みを感じた場合では、お子さんの不信感が募り、歯科嫌いになってしまうことが考えられます。

そうなってしまわないためにも、できればご両親がお子さんに付き添い、できるだけお子さんをリラックスさせた状態で治療を受けさせることをおすすめします。

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おわりに

過剰歯だからといって、その状態によっては直ちに抜歯しなくても良いことだってあります。ですが、また別の状態では早急に抜歯しておいたほうが良いことも。

この部分については素人が判断することができませんので、お子さんに過剰歯が起こっている、あるいはその可能性があると感じたのであれば、ひとまず歯科医師に相談し、適切な治療を受けさせてあげると良いでしょう。


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