2016.01.13
乾燥の季節冬到来!絶対にカサカサに悩まないための11ポイント

冬、乾燥する季節がやってきましたね。室内でも暖房を使うせいで、お肌は四六時中乾燥の危機にさらされています。でも大丈夫。
少しの工夫でお肌を乾燥から守ることができます。ここでは絶対にカサカサに悩まないための11ポイントをご紹介していきます。
まずは自分の肌タイプを知る
人の肌は体質や年齢、食べる物などによってコンディションが変わります。同じ乾燥対策を行ってもコンディションにあってなければ逆効果になりかねません。乾燥対策の前に、まずは自分の肌タイプをチェックしておきましょう。
乾燥肌
冬の季節がつらい乾燥肌タイプは、皮脂がたまりにくく、すぐに肌がかさついてしまいます。目安としては、髪が分かりやすいかもしれません。頭皮も乾燥しやすく、フケがでやすい肌質です。
脂性肌
いわゆるオイリー肌です。Tゾーンがてかりやすい人にはこのタイプが多いでしょう。シャンプーをしてもすぐに脂っぽくなり、髪がはりつきます。しかし、脂性肌もカサつきと無縁ではないので注意しましょう。
混合肌
乾燥肌な部分と脂性肌な部分が混ざっているタイプです。Tゾーンはてかりやすいのに、顔の周辺はかさつきやすく粉がふくという人もいます。他の2つのタイプにくらべて、さらに皮脂のコントロールが重要です。
毎日の洗顔で気をつけたい6ポイント
常に空気にさらされている顔の皮膚。汚れが気になりますよね。メイクをしている女性はなおさらではないでしょうか。しかし、気になるからといって洗い過ぎるのはNG。皮膚に必要な脂まで落として、乾燥の原因になってしまいます。乾燥は小じわやたるみの原因にもなるので、次のようなことに気をつけて優しく洗顔していきましょう。
ぬるま湯で洗う
お風呂の適温は38度~40度程度と言われていますが、洗顔の適温は30度~35度。繊細な顔の皮膚には、少しぬるめのお湯ででないと刺激が強すぎます。また、熱いお湯はお肌を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうので気をつけましょう。乾燥肌の人は30~33度、脂性肌の人は32度~35度程度が目安です。お水より少し暖かいという程度ですね。
洗顔剤は肌タイプに合わせて選ぶ
洗顔剤は肌タイプに合わせて選びましょう。一般的な洗顔フォームは皮脂を強力に落とす界面活性剤が含まれているので、乾燥肌の人にはあまり向きません。乾燥肌の人は界面活性剤が含まれていない、洗顔せっけんを選ぶ方がよいでしょう。脂性肌の人でも洗顔フォームは皮脂が気になるTゾーンを中心に使って、他は洗顔フォームが触れる程度にする方がお肌に負担がかかりません。
洗顔剤はしっかり泡立てて使う
洗顔フォーム、洗顔せっけんともにしっかりと泡立てて使いましょう。そのまま直につけてしまうと刺激が強すぎますし、洗い残しの原因にもなります。泡立ちにくい洗顔剤の場合は泡立てネットを使ってもいいでしょう。
Tゾーンから洗い、周辺は泡をのせるだけ
洗顔は皮脂の気になるTゾーンから始めましょう。こすらずに、手のひらでなぞる程度で十分です。それ以外の部分は泡をのせるだけでも洗顔剤の効果があります。
すすぎには洗いの倍の時間をかける
泡を落とすには、泡で洗っていた時間の倍の時間をかけましょう。洗い残しは肌トラブルの原因です。ここでも決してこすらず、お湯を何度もかけて落とすことを意識しましょう。
タオルは優しく顔にのせるように
顔を拭くときは、タオルを優しくのせるように拭いていきます。こすってしまうと肌を痛めますし、繊維が肌に残るとこれも肌トラブルの原因になるので気をつけましょう。
せっけん・シャンプーは使わない!?タモリ式入浴法
長年人気を博したバラエティ番組「笑っていいとも!」の司会者、タモリさんが実践していたという入浴法です。これが実に理にかなった入浴法だということで、太鼓判を押す専門家も多いのだとか。実際にどんなものなのか、具体的に見ていきましょう。
10分以上湯船につかる
まずはゆっくりと湯船につかります。体を温めることで、毛穴が開き、隙間に入り込んだ汚れや皮脂が落ちやすい状態をつくります。
せっけんを使わずに体を洗う
次に、浮いてきた汚れをせっけんを使わずに手で優しくこすって落とします。せっけんを使わずに汚れが落ちるのか不安になる人も多いでしょう。しかし、せっけんは体に必要な皮脂まで洗い落としてしまうので、お肌の乾燥を守ることができず、乾燥肌を招く原因にもなることがあるのです。
皮脂がたまりやすい部分はせっけんを使う
とはいえ、脂性肌や混合肌の人にとってまったくせっけんを使わないというのは難しいようです。頭や脇、デリケートゾーンや耳の周りなど皮脂のたまりやすい部分はせっけんを使って汚れを落としていきましょう。
汚れを落としたらスキンケア
お肌の汚れを落としたらしっかりとスキンケアをしましょう。乾燥肌にはたっぷりの化粧水で水分を補給し、油分の多いクリームで蓋をして保湿することが大切です。お風呂上りの濡れたままの体にベビーオイルを塗り、オイルごと拭き取ると保水と保湿が一度でできて効率的です。
まとめ
いかがでしたか? お肌に良かれと思ってやっていることも、肌タイプに合わなければ逆効果になってしまうこともあります。まずは肌タイプを知り、日々の洗顔や入浴に気をつけていれば、お肌を乾燥から守れるはず。カサカサに悩まないための11ポイント、参考にしてみてくださいね。
