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2016.02.12

ガムで虫歯予防!キシリトール入りガムの選び方&効果的な食べ方


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キシリトールが歯に良い」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。しかし「キシリトール入りガム」と聞くと、なんだか歯に悪そうな印象も持つ人もいるのではないでしょうか。

キシリトールが歯に良い」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。しかし「キシリトール入りガム」と聞くと、なんだか歯に悪そうな印象も持つ人もいるのではないでしょうか。「いくらキシリトールが歯に良くても、あんなに甘いガムを噛んで虫歯にならないの?」と思ってしまいますよね。たしかにキシリトールは甘い糖の一種なのですが、キシリトールだけが持つ意外な効果で虫歯を予防できます。そして虫歯予防にはキシリトール入りガムの選び方や食べ方がとても大切。そこで今回は虫歯予防に効く、キシリトール入りガムの選び方と効果的な食べ方についてご紹介します。

まずは虫歯の仕組みをおさらい

キシリトールの効能を知る前に、まずは虫歯の仕組みをおさらいしておきましょう。
虫歯は口内に住む虫歯菌「ミュータンス菌」が原因です。ミュータンス菌は甘い糖を栄養にして口内に生息しています。このミュータンス菌は糖を食べるだけでなく、自分の住み心地がよくなるように、糖を分解して歯垢を作り出そうとします。食事をした後に口の中がネバネバしてきますよね。このネバネバが、ミュータンス菌が糖を分解して作り出したものです。さらにこのネバネバが口内細菌と混ざり合って、歯垢、いわゆる歯の汚れが溜まっていきます。

こうして歯垢を作って住み心地をよくすると、ミュータンス菌は次々に繁殖。もっと住み心地がよくなるように、糖を発酵させて「酸」を作り出します。菌が繁殖するには口内が酸性である方が都合がいいからです。ミュータンス菌が作り出した酸は、さらに歯の表面のエナメル質も溶かしてしまいます。一度溶けてしまったエナメル質は戻ることがありません。こうしてエナメル質が溶かされて、歯に穴が開いた状態を「虫歯」と呼びます。

虫歯の栄養にならない! キシリトール独自の効能

一方、キシリトールはどんなものかというと、白樺から発見された天然の甘味料で糖の一種です。キシリトールを粉にしたものを舐めると甘く、砂糖との差はあまり感じないでしょう。このキシリトールもまたミュータンス菌のエサになります。しかしキシリトールがすごいのはここから。たしかにキシリトールミュータンス菌のエサになるのですが、ミュータンス菌はキシリトールを分解して栄養にすることができないのです。

一時ブームになったこんにゃく米と似ているかもしれませんね。お米とこんにゃく米を混ぜて炊くと、見た目はお米そのものだけれどカロリーのないこんにゃく米は栄養にならず、同じお茶碗一杯食べたとしてもこんにゃく米を食べた分だけカロリーは抑えられます。

キシリトールもこれと同じ。糖の一種だけれど、ミュータンス菌は分解して栄養にすることができないので、キシリトールをたくさん食べれば食べるほど、ミュータンス菌は栄養を取ることができず、弱っていってしまいます。ミュータンス菌が弱れば、歯垢や酸を作り出す力も弱くなり、やがて歯に住みつくことすらできなくなって、歯磨きで簡単に取り除くことができるようになる、というわけです。

ミュータンス菌の働きを弱め、虫歯を予防する効果がある甘味料はなんとこのキシリトールだけ。これが「キシリトールが歯に良い」と言われる理由です。

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「糖」をキシリトールに置き換えて虫歯予防

キシリトールはいわば、栄養になる「糖」とキシリトールとを置き換えて、カロリーを減らして虫歯菌を痩せさせる置き換えダイエットのようなものだと言えます。つまり、すべての糖をキシリトールに置き換えてしまえば、虫歯菌は栄養を取ることができなくなるので、虫歯菌の繁殖を抑えることができます。しかし、実際にはご飯や果物など食べ物にも糖が含まれているので、すべてをキシリトールに置き換えることは不可能。そこで、食後にキシリトール入りガムを噛むことで、虫歯菌が栄養を摂取できないようにしてしまおう、というのがキシリトール入りガムによる虫歯予防です。

キシリトール入りガムを食べ方は?

置き換えダイエットだと考えると、キシリトール入りガムを食べるタイミングは分かりやすいのではないでしょうか。そう、キシリトール入りガムを食べるタイミングは食後。食後にガムを噛むことで、虫歯菌のエサである糖とキシリトールを置き換えることができます。できれば糖が分解されてしまうまでの30分以内。キシリトールが虫歯菌の働きを弱め、口の中のネバネバを防ぐので、歯磨きをする前にキシリトール入りガムを噛むと効果があります。

キシリトールを口の中に浸透させたいので、噛みはじめの唾液はすぐに飲み込まないようにしましょう。唾液には殺菌効果もあるので、口内環境を整えるのにも適しています。

ポイント

  • 食後30分以内に食べる
  • 歯磨きする前に食べる
  • 噛みはじめの唾液はすぐに飲み込まない

キシリトール入りガムの選び方は?

キシリトールは1日5~10グラム取るとよいとされています。食後3回を含めて3回以上に分けて取るのがベター。キシリトール入りガムの栄養成分表にキシリトールの含有量が書かれているので、計算して取るようにしましょう。1日10グラムの場合なら、食後3回として1回あたり3グラムぐらいが目安。一般的なキシリトール入りガムだと2~3粒くらいです。

またキシリトール入りガムを選ぶときには、キシリトールの量が甘味料のうち50パーセント以上のものがよいとされています。キシリトールより糖が多いと、虫歯にエサを与えているようなものです。含有率が分からない場合は、炭水化物などの糖質の量よりキシリトールの量が多いものを選ぶと、含有率が50パーセント以上になります。

ポイント

  • 1日5~10グラム取れるようにガムを選ぶ
  • キシリトールの含有率が50パーセント以上のガムを選ぶ

まとめ

いかがでしたか? キシリトールは甘いのですが、甘いからこそ糖と置き換えることができるので、虫歯予防に効果があるということが分かりました。キシリトールにはカルシウムと結びついて、すかすかになってしまった歯の表面を再石灰化する効果もあります。いろいろな効能を持ったキシリトールキシリトール入りガムを噛んで、ぜひ虫歯予防に役立てましょう。


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