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2016.09.02

舌苔を取りすぎると逆に口臭がする!?正しい舌磨きの方法


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「舌の上にこびりついている、この白っぽいものはなんだろう?」と疑問に思ったことがある方は多いと思います。この汚れは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもので、口臭の原因のひとつとされています。

それならばとゴシゴシと綺麗にしたくなるところですが、磨きすぎると逆に口臭が出てしまう恐れがあります。そこで今回は、正しい舌磨き方の方法をご紹介します。万全のケアを心がけて、舌を健康に保ちましょう。

舌苔の正体は?

舌苔の正体は、ズバリ細菌や食べカスです。舌の表面は細かいヒダ状になっており、そこに細菌や汚れが入り込んで、白っぽく見えています。舌がうっすらと白いぶんには問題がないとされていますが、黄色っぽくなってしまっている人は要注意です。雑菌が大量に発生している証拠かもしれません。

舌苔は細菌のかたまりですから、当然のことながら悪臭をもたらします。きちんと歯磨きをしていて、歯周病でも虫歯でもないのに口臭が気になるという人は、舌苔から来る口臭を疑ってみましょう。

舌苔ができる原因は?

舌苔ができる原因の多くは乾燥です。唾液の分泌量が少なくなると舌全体が乾燥し、さらに汚れが溜まりやすくなるため、細菌が繁殖しやすい環境になり舌苔ができてしまいます。それでは、唾液量が足りなくなるのは、どんなときでしょうか。

一つは、睡眠不足やストレスによって体の免疫力が低下しているときです。唾液が減るうえ、細菌に対する耐性も低くなっていますから、水を飲むなど常に口内を潤しておく必要があります。

あとは、単純に口が開いていると口内は乾きます。いつの間にか口を開いてしまう人、寝ている間に口呼吸を行っている人は注意が必要です。また、口呼吸は、疾患を引き起こす細菌を体内に取り込むリスクが高まるため、舌苔の有無に関わらず直したほうがいいでしょう。たとえば、就寝時は口呼吸防止テープをするなど、鼻呼吸を習慣づける対策をおすすめします。

なお、口の中の健康全般に良くないのが喫煙です。煙草で血流が悪くなると、免疫力が低下します。また、唾液の分泌量も落ちるため、舌が乾燥します。舌苔もできやすくなってしまうので、健康のためにも禁煙したほうが無難です。

間違った舌苔ケアは口臭のもと

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舌苔が細菌のかたまりだと聞くと、「何とかして除去したい」と躍起になって舌磨きをしてしまいがちです。しかし、舌を磨きすぎると、かえって口臭の原因をつくってしまうかもしれません。

なぜならば、舌はとても傷つきやすい部分だからです。ハードな磨き方で傷をつければ、そこからまた細菌が入り込んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。また、傷ついてはく離した粘膜が虫歯菌の栄養となってしまうことも問題です。結果、雑菌にとって最適な環境となってしまい、口臭を生んでしまうのです。

加えて、舌を磨きすぎると、乾燥しやすくなってしまうことも考えられます。口内の乾燥は口臭予防の敵です。間違った舌苔ケアで、かえって口臭がするようになってしまっては悲しすぎますよね。

正しい舌磨きの方法

舌苔は本来、治療の必要がないものですから、取りすぎても何一つ良いことはありません。そこで、適切なケア方法をお伝えしましょう。

まずは、舌専用のケアグッズを使うことが基本です。通常の歯ブラシで舌も磨いてしまっている人は多いかと思いますが、今すぐやめてください。歯ブラシでは、舌には刺激が強すぎます。必ず舌クリーナーや舌磨き用のブラシを購入しましょう。

そして、肝心なのは舌苔の付着具合を正しく判断することです。舌がキレイなピンク色をしていたり、うっすら白いといった程度であったりする場合は、舌苔ケアは必要ありません。表面全体が白い、黄色っぽいというときにだけケア用品を使い、なるべく自浄作用を低下させないよう気をつけます。

目安となるのは、1日1回程度の舌磨きです。優しくなでるようにこすれば十分なので、ひりひりするほど磨かないようにしてください。また、水分を多くとり、ストレスのない生活を心がけて舌苔を増やさないようにするケアも大切です。

まとめ

舌苔は、一度気になると完全に取り除きたいと思ってしまいがちです。しかし、舌はかなりデリケートな部分ですから、磨きすぎるとかえって口内トラブルを呼び込むことになってしまいます。優しいケアで、舌と正しくお付き合いしていきましょう。


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