2017.09.22
歯医者さんもオススメしている!歯ブラシだけでは歯垢を落としきれない!デンタルフロスを使うべき5個の理由
デンタルフロスを使ったことがありますか?ちょっと面倒くさそう、と敬遠している人もいるかもしれませんが、実はデンタルフロスなら、歯ブラシにはできないことがたくさんできてしまいます。デンタルフロスを使うべき理由についてお伝えします。
歯ブラシだけでは歯垢(プラーク)を落としきれていない
日常的な歯のケアは、歯ブラシで磨くだけという人が多いでしょう。しかし歯ブラシだけでは、歯垢の60%程度しか落ちないことがわかっています。
残りの4割が口の中に残っているのに、日常生活を送ったり、はたまた寝てしまっているとしたら、ちょっと落ち着かないですよね。
残った歯垢を取り除く力強い味方が、デンタルフロスなんです。
「糸を口の中で操作するのが面倒」という気持ちはわかりますが、使い続けることで口の中がどんどん健康になるとすればどうでしょう。
デンタルフロスを使うべき理由は、けっこうたくさんあります。
デンタルフロスを使うべき5個の理由
デンタルフロスを使うと歯垢除去率が上がる
歯ブラシの後にデンタルフロスを使うと、なんと歯垢除去率が80%から90%にまで高まります。
歯垢が一番溜まりやすい歯と歯の間を掃除するので、虫歯の原因菌がほとんどいない口内を実現することができるのです。
これで、安心して眠ることができますね。
口臭予防になる
口臭の原因は、口の中に溜まった食べかすなどです。口内にいる細菌がたんぱく質を分解して、匂いのもととなる物質を作りだすことによって悪臭が発生するといわれています。
デンタルフロスを使えば、歯と歯の間に溜まった食べかすがきれいに取り除かれるため、口臭予防になります。
もしも、デンタルフロスを使っているのに口臭が弱まらないのであれば、すでに虫歯や歯周病が進行していることが考えられます。
または、内臓の病気が影響して口臭につながっていることも。いずれも、早めに病院に行った方がよい状況です。
フロスは、見えない病気を白日のもとにさらけ出してくれる 存在ともいえるでしょう。
虫歯や歯周病のチェックになる
デンタルフロスを歯と歯の間に入れたとき、出血があったら要注意です。それは、歯周病や虫歯のサインかもしれません。
歯茎が歯周病菌などに侵され、炎症がおこっているということだからです。
軽微な炎症であれば、歯の周りの歯垢が悪さをしていると考えられるため、フロスを使ううちに出血は収まってきます。
しかし、ずっと出血が続くようであれば、歯医者さんに行った方がいいでしょう。
被せ物や詰め物のチェックになる
被せ物や詰め物がその歯に合っていないと、デンタルフロスが入らない場合があります。
日常生活を送る上ではなかなか気づけないことも、フロスを使えば気づくことができるのです。
フロスが入らない箇所がある場合は、処置をしてもらった歯医者さんに相談しましょう。
気分がスッキリする
フロスを使うと、心理面にも良い影響が出ます。口内の隅々まで掃除をしたという実感がわき、気分がスッキリするのです。
リフレッシュ効果があるので、仕事がはかどらないときの気分転換にもおすすめです。
虫歯予防のためにデンタルフロスを習慣にしよう
歯垢をしっかり取り除き、虫歯や歯周病、口臭予防になるデンタルフロスを、使わない手はありませんよね。
毎日のデンタルフロスを、ぜひ習慣にしましょう。目安は1日1回、就寝前がおすすめです。
口内の雑菌は寝ている間に増殖していくといわれていますから、夜寝る前にお口の中を雑菌の少ない状態にしておきましょう。
おわりに
以上、デンタルフロスの効果についてお伝えしました。歯ブラシだけではとりきれない汚れを取り去って、毎日すがすがしいお口を手に入れてみませんか。
「不器用だから、フロスは苦手」という人も、使い続けるうちに慣れてきます。まずは、ホルダー型の使い捨てタイプから始めてみてはいかがでしょうか。
徐々に、経済的な糸巻きタイプへとシフトしていきましょう。
